京都のゲストハウスでの出会い体験談【出会い別れそして旅】

京都のゲストハウスでの出会い体験談

近頃、マッチングアプリなるものが流行っているらしい。友達も確か今の彼女は、アプリで出会ったとか言ってたな。でも僕には必要無いと思っている。

 

ゲストハウスで働いているとたくさんの出会いがあるからだ。とりわけ、京都のゲストハウスには日本各地からはもちろん、世界各国の旅人が連日訪れている。

 

ゲストハウスに泊まる魅力は、宿泊する人たちの距離感の近さにあると思う。宿泊費が安いゲストハウスのほとんどがドミトリーで、他の宿泊客と相部屋になる。互いに旅の情報交換をしたり、思い出を共有することで、ますます旅が楽しくなる!といった具合だ。

 

そんな人との繋がりを求めて、今日も僕の働くゲストハウスは多くの人で賑わっている。

京都のゲストハウスで働く青年の出会いとは

この日泊まりに来たのはイギリス人のカップル、フランス人のストリートミュージシャン、中国人の団体客数名にアメリカ人の女性メアリーだった。

メアリーは片言の日本語が話せるらしく、英語の苦手な僕にとってはなんとも有難いお客様だ。一通りフロアを案内し、何か聞きたいことはある?と尋ねると、長旅でずっとひとりだったから晩御飯を一緒にどう?と誘われた。

嫌な気がしなかったのでその日の晩、ゲストハウスのすぐ近くにあるイタリアンに一緒にいった。

いろんな話をした。メアリーの家族のこと、生い立ち、仕事、なぜ旅にでたのか。どの話をするときもメアリーは笑っていて、それがとっても印象的だった。

 

出会い、別れ、そして旅のはじまり

二泊してメアリーはゲストハウスをチェックアウトした。次の目的地は韓国、それからアメリカに戻るらしい。メアリーは自分の背丈ほどあるバックパックからごそごそと手帳を取り出し、何か書くと僕に渡してきた。

もしアメリカに来ることがあれば会いに来てね。そこにはメアリーの住むカリフォルニアの家の住所が書かれていた。

あれから3ヶ月。僕は荷物をまとめていた。連日訪れるバックパッカー達に感化されて、いてもたってもいられなかった。

何も決めていない無計画の旅。お金が底を尽きるまで旅をしよう。最初の目的地は、メアリーのいるアメリカだ。

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